近年「食育」という言葉をよく聞きますが、食材というものは健康になるものとそうでないものが存在します。
健康なものは積極的に摂り、大量の砂糖が使われているおやつや大量の油を含んだジャンクフードはできる限り口にはしない方が良いというのは、おそらくほとんどの方が知っていることでしょう。
このような一般的な知識ではなく、それ以上の知識をつけた人たちに与えられる食に関する資格が近年大注目されています。
今回は健康的な食の知識をつけたい!と考えている人のために、おすすめの資格をご紹介します。
ほとんどの資格が自宅での通信講座ばかりなので、気になる方はぜひ受講してみてください。
健康な食事を学ぶことができる資格リスト
それでは初めに、どのような資格の種類があるのかをご紹介します。
かなり種類が多いので、人気があるものを厳選してみました。
食育アドバイザー
もっとも有名で資格も比較的取得しやすいのが、食育アドバイザーです。
資格自体は『日本能力開発推進協会』に認定されます。
一般的には資格入手のために通信講座で受講し、期間も3ヶ月ほどなのでハードルは高くありません。
また試験自体も自宅で受けることができるので、趣味として学ぶ方も多いです。
食育インストラクター
食育インストラクターは、別名Primary(プライマリー)とも呼ばれ『NPO日本食育インストラクター協会』に認定されます。
あの料理研究家で有名な服部幸應先生の監修の資格ということもあり、かなり人気の資格になっています。
こちらも通信講座で受講になりますが、幅広い知識を学ぶことができるため期間は約6ヶ月ほど必要になるでしょう。
食育アドバイザーと同様に、資格試験自体は自宅で受験可能です。
フードコーディネーター
フードコーディネーターは『NPO法人日本フードコーディネーター協会』が認定する資格です。
資格自体は1〜3級までありかなり本格的な資格なので、1級まで取得するにはかなり時間と知識が必要になります。
3級は入門編として
・文化
・科学
・デザイン・アート
・経済・経営
を学びます。
2級になると
・食のホスピタリティ・ライフサポート
・レストラン経営
・食品流通
・食の商品開発
・食のイベント・メディア
といった専門的な知識が増えてくるので、取得できれば転職にも有利になるでしょう。
1級であれば
・レストランプロデュース
・商品開発
・イベント・メディア
の3つから1つを選んで学んでいきます。
フードコーディネーターは3級であればそこまで難しくいのですが、2級、1級はかなり難しいので独学での学習は厳しいでしょう。
幼児食インストラクター
幼児食インストラクターは名前の通り、子供の食に関する知識の資格で『日本能力開発推進協会』が認定する資格です。
子供は年齢や性格ごとに、食が大きく変わると言われています。
かなり奥が深く、アレルギーや病気についても学ぶことができます。
幼児食インストラクターの資格を取れば、自身の子供の食事を考えることができるのはもちろんですが幼児食のセミナーを開くことなどもできるので非常におすすめの資格です。
こちらも通信講座が充実しており、大体3ヶ月程度学習をすれば良いでしょう。
マクロビオティックセラピスト
マクロビオティックセラピストは、幼児食インストラクター、食育インストラクターと同様に日本能力開発推進協会が認定する資格です。
マクロビの知識をつけることができる資格で、こちらも4ヶ月ほど自宅で通信講座を受ければ一通り学ぶことができます。
マクロビは昔から根強い人気があるので、資格取得後は料理教室を開く人が多いです。
健康な食事のを学び資格を取ると就職に役立つ?
健康な食事のための資格ですが、栄養士や調理師を目指しているのであれば非常に強くアピールできるでしょう。
栄養士や調理師といえば、学校給食や老人ホーム、病院の調理現場をイメージするかもしれませんがレストランでの調理やメニュー考案する事務所でも多く活躍の場があると言えるでしょう。
食に関する職種の就職に役に立つことは間違い無いですが、食事以外の仕事につく人も人間である以上、誰でも毎日摂るので勉強して損はない資格ともいえます。
そしてスクールに通わずとも自宅で学習でいるので、もし時間があるのであれば今回紹介した資格を趣味として取得するのもおすすめです。
家族のためにも健康な食事を学び資格を取ろう
健康な食事の資格を取れば、就職はもちろんですが家族の健康維持にも役に立つでしょう。
一言に健康な食事と言っても食の種類や、奥の深さは非常に深いもので学べば学ぶほどにびっくりすると思います。
今回紹介した資格はほんの一部ですが、資格の種類自体も多いのでそれぞれの資格の特徴を理解してから実際に勉強を始めてみてください。